【勇】珍しい薙刀樋 肥前国忠吉 人気 新刀最上作大業物 慶長頃1600年(約423年前) 旧家蔵出し 古拵え 日本刀 刀 脇差

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【勇】珍しい薙刀樋 肥前国忠吉 新刀最上作大業物 慶長頃1600年(約423年前) 旧家蔵出し 古拵え 日本刀 刀 脇差
商品説明肥前国忠吉

当店から一言:この度大変珍しい薙刀樋の忠吉をご紹介させていただきます。数ある樋の中でも薙刀樋は珍しくそれに加え新刀最上作の忠吉の在銘です。大変希少な刀です。この刀は古い蔵から出てきた初めて世に出る忠吉の脇差です。依頼がありお伺いしたところ多数の刀が出てきてそのうちの一本となります。銘品が多数ありその中でも最上大業物である忠吉がでてきたので紹介できることが大変うれしく思います。忠吉刀匠の渾身の一振りをぜひお手元に置いてみてはいかがでしょうか。

肥前忠吉について
「慶長新刀」(けいちょうしんとう)の祖と呼ばれる「埋忠明寿」(うめただみょうじゅ)に師事した「忠吉」(ただよし)は、肥前国(現在の佐賀県、及び長崎県)の戦国大名「龍造寺隆信」(りゅうぞうじたかのぶ)に仕えた重臣の家に生まれました。
しかし、父が「島津家」との戦いで戦死。忠吉は、「加藤清正」に召し抱えられていた刀工「同田貫善兵衛」(どうだぬきぜんべえ)の家に預けられ、ここで約13年間にわたり、鍛刀を学んだことで刀工として道を歩み始めます。
1596年(文禄5年/慶長元年)、佐賀藩(現在の佐賀県)初代藩主「鍋島勝茂」(なべしまかつしげ)の命で上京し、名工・埋忠明寿の門下として技術を磨くと、1598年(慶長3年)に帰国。以降、佐賀藩の藩工として作刀に励みます。
元来誠実な人物だったため師匠からの信頼も厚く、忠吉が鍛えた一部の日本刀における「茎」(なかご)には、師匠が称賛を込めた彫刻や添銘が見られます。
技量も当代随一との呼び声が高く、江戸時代の刀剣格付書「懐宝剣尺」(かいほうけんじゃく)では、最上位である「最上大業物」(さいじょうおおわざもの)に選定されました。個性派揃いの慶長新刀の中でも、特に名手であったと評される名工です。

銘:表【肥前国忠吉】 裏【】
付属品:登録書
種別:脇差 登録番号:130365 昭和50年3月27日
サイズ:長さ 43.4cm
反り: 0.8cm 目くぎ穴 1個
元幅:3.0cm 程 元重:0.6cm 程
先幅:2.5cm 程 先重:0.45cm 程
鞘全長:63cm程
刀身重量:351.4g 程(ハバキ・柄を除く)
ハバキ重量:22.6g程
柄重さ:59g
柄横:15cm
鍔重さ:87.2g
鍔縦:6.5cm
鍔横:6.0cm
鍔厚さ:0.5cm


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